楽園が滅びていく、UNIVERSE25

誰かに幸せかどうかという質問をするときは、慎重にしなければならないという。 なぜなら、この質問は非難のように聞こえるかもしれないし、人の心をひどく揺さぶるかもしれないからだそうです。 質問というのはそういうものだと思う。 …

-20℃の街を歩く”彼女”

お元気ですか、Oさん。 たまに、自分も知らないうちに、頭に浮かんでくる人がいる。特別な仲だったわけでもないのに、今頃どう過ごしているのだろうかと思ってしまう。 特に札幌に来てからは、度々に、ふと思い出すのだ。 Oさんは、 …

「未成年裁判」と、パスポートの色

「赤いパスポートがうらやましい。」 これが、私がニュージーランドで、考えたことだった。 これは韓国ではない、多民族の世界に来て、初めての経験をしながら、感じた事だった。 今は、韓国の緑のパスポートで、行けない国はあまりな …

「ジュールとセザール」

にほんブログ村 本棚を整理しながら、ふと思いだして、ある一冊の童話を手に取った。フランス出身の童話作家である、エリック·バテュの「ジュールとセザール」という童話だ。 この童話は読むたびに、なぜか、私の目の周りを熱くする。 …

“仮想現実”&”現実”を掌握する甥と、過去・今・未来と格闘する私

※韓国在住時に、書き留めていたものです。 ファンという甥は、最近言うところの、複数の事を同時に行う事のできる、典型的なマルチタスカーだ。ゲームをしながら、私が調べてほしいということを検索して、的確に教えてくれる。 そして …

時を大きく経て、”ビジネス通訳”として、研鑽した日々。

札幌いや、道都の秋も、益々、佳境を迎えているようだ。2023年、10月も後半を迎えているのだから、当然の事だ。思えば、まだこの年の初めには、やっと渡航の門が開くか、開かないかの中、一人で、海を越えた引っ越しの渦中で、荷物 …

韓国の”甥っ子”の、”猫を旅する”。

まだ、釜山に居た、3年ほど前に、甥のファンが「叔母さん、猫飼わない?」と尋ねてきたことがある。 ペットは嫌いではないけれど、 動物の生涯を最後まで責任を持ったことがないので「嫌だ。」と話した。 いや、自信がなかった。 路 …